ウォーターサーバーの契約で後悔しないために押さえておくべき点とは

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おいしい天然水がすぐ飲める、災害時の備蓄用にと人気があるウォーターサーバーですが、その一方で「やっぱり必要なかった…」と後悔する声も多く聞かれます。ウォーターサーバーは生活必需品ではありません。

必要か必要でないかはライフスタイルや価値観に大きく左右されます。よく考えずにレンタルしてしまうと、思ったほど有効に利用できず、後悔することになります。契約して後で後悔しないために、解約した方の理由、契約するときに注意すべきことをしっかりと見ておきましょう。

ウォーターサーバーを契約して後悔した主な理由

ウォーターサーバーを契約して、後悔した理由は主に7つあります。

1. 思いのほか料金が負担になる

ウォーターサーバーは契約すれば、必ず料金がかかります。主な料金は

  • レンタル代
  • 水代
  • 電気代

となります。ウォーターサーバーはほとんどの場合、2年~3年の契約となります。レンタル自体は無料としているメーカーもありますが、水代と電気代は必ずかかってきます。メーカーによって価格にばらつきがありますが、水代は2,000円~3,000円、電気代は300~1,000円程度が目安です。

合計するとひと月3,000円~4,000円はかかる計算になります。さらに、メーカーによってはメンテナンス代が有料になることもあります。契約期間内に解約すると、解約手数料を取られます。解約料はメーカーによって違いますが、おおむね10,000円~20,000円です。契約を続けても続けなくても、ほぼ同じ金額を支払うことになります

2.  一人暮らしにウォーターサーバーは必要ない

おいしい天然水が飲める、すぐお湯が使えるなどの便利さにひかれて契約しても、一人暮らしでは水の使用量はそれほど多くないことにレンタルしてから気づく方も多いようです。一人分のカップラーメンを作ったり、コーヒーを淹れたりする程度のお湯なら、すぐコンロでわかせます。

契約した後にインターネットでペットボトル入りの水を注文したほうが安いことに気づき、後悔するケースが多くみられます。

3. 水が使いきれなくてもったいない

メーカーによっては、ひと月に最低限購入しなければならない水の量が決められていることもあります。しかし、使用する水より購入する水の量が上回ることも多く、使いきれない水がどんどん部屋を占拠して困っている方は少なくありません。メーカーによっては使用しない水を返送することもできますが、送料は契約者が負担することになります。

4. タンクの交換が負担になる

ウォーターサーバーは、ほとんどが水のタンクをサーバーの上部に設置する仕様になっています。水のタンクの容量は7L~12Lほどあります。水は1L=1kgですから、タンクの交換時は最低でも7kg、最大12kgを持ち上げなくてはいけないことになります。

これは、女性やお年寄りにはかなり負担です。男性でも腰痛がある場合はかなりきつい作業となります。タンクの交換が負担で後悔するケースも多いのです。

5. 意外と場所をとる

家庭用ウォーターサーバーは、かなりスリムに作られているとはいえ、幅、奥行ともに30cm~40cmはあります。置く場所によっては意外と邪魔に感じるかもしれません。

タンクの保管場所も必要になります。水を使いきれなければタンクがどんどん室内にたまっていくことになり、やはり場所をとります。また、使用後の空になったタンクをメーカーに引き取ってもらう場合は、回収に来るまでの置き場所を確保する必要があります。

6. 手入れが面倒くさい

本体に滅菌処理を施しているウォーターサーバーもありますが、ある程度のメンテナンスは自分で行う必要があります。注ぎ口は飲み物やカップラーメンなどの汁が飛び散って付着することがあり、こまめに拭かないと雑菌が繁殖します

また、サーバーの裏側下部にある温度調整のための通風孔もホコリがたまると、温度調節がうまくできなくなるので定期的に掃除機をかける必要があります。不具合が起きた場合はメーカーのメンテナンスが必要になり、料金を取られることもあります

7. そもそもウォーターサーバーを契約する意味がないと気づいた

便利さとおしゃれな外見にひかれて契約したものの、水道水で事足りることに気づき、後悔するケースもみられます。

ウォーターサーバーの契約をやめた人のブログに見る後悔した理由

ウォーターサーバーの使用をやめた人の中には、意外な理由で契約を解除した方もいます。

水を使わなければいけないという強迫観念にさいなまれる

先述しましたが、ウォーターサーバーを契約した際、メーカーによっては最低限の水の購入量が決められていることがあります。使わないと部屋にたまる一方になるばかりでなく、購入を休止すると手数料を取られるため「水を飲まなければ!」という強迫観念に常にとらわれて生活することになり、疲れてしまったという方がいました。

子どもの授乳期が終わったら要らなくなった

夜中に赤ちゃんのミルクをすぐに作るために、お湯を沸かさなくてすむ、清潔な水で安心できるというメリットを見込んでウォーターサーバーを契約する方も多いようですが、赤ちゃんが離乳してしまうと、ほとんど使わなくなってしまう、という内容のブログもありました。

料理に使おうとしても、ウォーターサーバーはあまり勢いよく水がでないため、水道から水を汲んだ方が手っ取り早いので結局使うことがほとんどなくなり、解約するに至ったということです。

ウォーターサーバーの闇?勧誘が胡散臭いと感じたらやるべきこととは

ショッピングモールでの勧誘にのせられてウォーターサーバーを契約して後悔している方もいます。また、家電量販店のアフターケア、引っ越しの手続きをした後にウォーターサーバーの売り込みの電話がかかってくることもあります。

その場で契約せず、まずは時間をおいて考える

レンタル代が無料になる、初期費用が無料になるなどさまざまな特典を付けるといった営業トークにのせられて契約してしまった後で、メーカーのHPで確認してみると、メーカーと直接契約した方が費用が安かったり、受けられるはずの特典が受けられなかったりして後悔することがあります

営業のトークを聞いていると、いいことづくめに聞こえるかもしれませんが、そもそもウォーターサーバーは生活必需品ではありません。一度冷静になって、本当に必要なのかしっかり考えてみる必要があります。サービス内容について書かれたパンフレットを読んだり、メーカーのHPで料金などをしっかり確認しましょう。

料金はかならず公式HPで確認

メーカーのHPは必ずチェックして、料金やサービス内容に説明と相違がないか確認しましょう。どうしても気になることが出てきたら、お客様用サービス電話やネット上で質問して疑問を解消することをおすすめします。

営業の中にはアルバイト的なスタッフもいます。サービス内容をよく理解していないまま説明していることがあり、事な情報がもれている可能性もあります。うっかり必要のない契約を結んでしまうことのないように注意しましょう。

ウォーターサーバーレンタル料無料にはからくりがある?

ウォーターサーバーは生活必需品ではなく、生活を便利にする道具の一つです。ある程度の費用は必ずかかってきます。「ウォーターサーバーの儲けのからくり」といった内容の記事をよくみかけますが、ウォーターサーバーに限らず、どんなサービスにも費用は必ず発生します。

すべてを無料にすると、企業はサービスを提供するための費用や従業員の給料を捻出することができなくなってしまいます。したがって、レンタル料以外のところで何らかの料金が発生するのは必然です。契約する前に、自分に必要なサービスなのかをよく考えれば後悔するような契約をすることは防げます

まとめ|ウォーターサーバーを契約して後悔するのはこんな人

以下に当てはまるようであれば、ウォーターサーバーの契約は見合わせたほうがいいでしょう。

  • 部屋がせまい(ウォーターサーバーを置ける余裕がない)
  • 水道の水やペットボトルで事足りる
  • ウォーターサーバーの使用目的があまり思い浮かばない
  • 手入れが面倒くさそう
  • 水にお金を払うのに抵抗がある

このうち、どれか一つでも当てはまれば、後悔する可能性は高いといえます。自分のライフスタイルをチェックして、本当に必要なのかをよく考えましょう。