ウォーターサーバーのボトルは3種類。失敗しないために違いを知ろう

Pocket



ウォーターサーバーの水を入れる容器には、いくつか種類があるのをご存じでしたか。

  • ガロンボトル
  • ペットボトル
  • ビニールパック

これらの違いをよく理解しないままウォーターサーバーを選んでしまうと、契約したあとに「あっちのタイプにすればよかった」と後悔してしまう危険性も。

そんなことにならないよう、今回の記事ではそれぞれの容器の特徴とメリット・デメリットをご紹介します。

また、「同じタイプのボトルなら、他のメーカーの水も飲めるのではないか」といったよくある疑問についても検証します。

この記事を読めば、自分がどの容器のウォーターサーバーを選ぶべきかがよくわかります。ウォーターサーバーを選ぶ際の参考になりますので、ぜひ最後までお読みください。

ガロンボトルタイプ

出典:楽天市場

ガロンボトルは硬いプラスチックでできた大きめのペットボトルのような容器です。以前は、ウォーターサーバーのボトルと言えばほとんどのメーカーがこちらを使用していました。

名前の「ガロン」とはアメリカやイギリスで使われている体積を表す単位のことで、液体の場合は1ガロン=3.785Lです。日本で多く流通しているガロンボトルは12Lなので、約3ガロンのボトルということになります。

使用方法はキャップを外し、ボトルの口を下にして、ウォーターサーバーの上部に設置して使用します。サーバーに指すと口が開く特殊な栓を使用しているので、キャップを開けて逆さにしてもこぼれないようになっています。

【メリット】詰め替えて再利用でき、環境にやさしい

ガロンボトルの最大のメリットは、洗浄して再利用できるという点です。家庭で使用した後は業者が自宅まで回収にきて、その後丁寧に洗浄した後、再びウォーターサーバー用の水を詰めて出荷しています。業者に返却するという意味合いから「リターナブルボトル」とも呼ばれています。資源を再利用しているという点で非常に環境にやさしく経済的なボトルです。

【メリット】値段が抑えられる

再利用することでボトルのコストを抑えることができるので、他のタイプに比べて相対的に利用料が安くなる傾向があります。環境に配慮しつつ自分の出費を抑えることができるのは大きなメリットですね。

【デメリット】使用前後で場所をとる

ほとんどが12Lの大容量で、しかも重ねることができない形状なので、予備の水の置き場所に困るという声があります。また、使用後も業者の回収までは自宅で保管しておく必要があるので、スペースを確保できない人にとっては非常にデメリットです。

またほかのタイプに比べて容器単体の重みがあるので、とくに女性やお年寄は交換時の重さがネックになる場合も。

【デメリット】洗浄しているとはいえ衛生面に不安を感じる人もいる

いくら洗浄をしているとはいえ、誰かが一度使用したボトルを再利用することに抵抗を感じる人も少なくありません。またガロンボトルは硬質プラスチックを使用しており、中の水が減っても潰れることがないので、代わりにボトル内に空気が入る仕組みになっています。そのたびに飲み水が外気に触れることになるので、一人暮らしなどで水の使用頻度が低く、飲み切るまでに時間がかかる場合は水質の劣化が懸念されます

ペットボトルタイプ

出典:コスモウォーター公式

続いてはペットボトルタイプのボトルについてご紹介します。

その名のとおりペットボトルと同じペット樹脂でできており、ガロンボトルに比べて柔らかいのが特徴です。使用方法はガロンボトルとほぼ同様で、注ぎ口を下にして本体上部に刺すものがほとんど。

【メリット】返却不要なので手間や場所を取らない

ペットボトルタイプは、使い終わったら潰してゴミとして捨てることができます。業者の回収を待たずに自分で破棄できるので、保管の場所を取らずに済むのがメリットです。ボトルを返却せず、業者から自宅への一方通行になるという意味合いから、「リターナブルボトル」に対して「ワンウェイボトル」と呼ばれます。

【メリット】使い捨て&空気が入らない仕組みで衛生的

完全使い捨てのボトルなので、他の人が使ったボトルを再利用するよりも衛生的で安心感があると感じる人も多いようです。また、中の水が減ってもボトル内に空気が入らない仕組みになっているので、外気と一緒にホコリなどの異物が混入するのを防いでくれます。

【デメリット】ボトルや梱包のコストが上乗せになる

水を注文するたびにボトル代がかかるので、その分の経費が上乗せになった利用料になります。そのため同じ品質の水を注文する場合でも、ワンウェイボトルの方がどうしても費用がやや高めになってしまいます。

また、ガロンボトルに比べて柔らかく衝撃で破損しやすいため、配送は毎回段ボールに梱包されています。この梱包資材分のコストや、毎回段ボールを潰して捨てる手間をネックに感じる人もいます。

【デメリット】資源ごみとして捨てる場合、回収日が少ない

潰した後のボトルの捨て方は自治体によって異なりますが、ペットボトルと同じ資源ごみの扱いになる場合もあります。その場合、捨てられる曜日が限定されており、場所によっては2週に一度ほどしか捨てられないことも。

ガロンボトルより場所は取りませんが、それでもゴミ箱が小さい人はパンパンになってしまうかもしれません。

パックタイプ

出典:Amazon

パックタイプは、ビニールパックの中に水が入っています。蓋についたニードルで刺して開けるタイプと、袋についたコックを接続するタイプとの2つの設置方法があります。

数パックをひとつの段ボールに詰めて配送してもらうことがほとんどなので、複数個まとめての購入になります。

【メリット】軽くてボトル交換が楽

ビニール素材なので容器自体が軽いのはもちろんのこと、パックタイプの水は容量がボトルタイプの約半分の7L前後であることがほとんどです。そのため、楽に持ち運びできます。

力に自信のない女性や、お年寄りの一人暮らしでも水が交換しやすいのが特徴です。

【メリット】処分しやすい

パック式の最大の特徴は、たたんで捨てられるというところ。かさばらないので置き場所を取らないですし、ゴミが増えるストレスも減ります。

分別方法は自治体によりますが、回収頻度の高い可燃ごみやプラスチックごみで捨てられる場合がほとんどなので、捨てやすいのも魅力的です。

【デメリット】容量が少ないので交換の頻度が増える

軽量な分水の容量が少ないため、水の交換頻度が増えてしまい手間に感じる可能性があります。家族が多い家庭や、料理などでも使用していて水消費量が多い人は、容量の多いボトルタイプのほうがいいでしょう

よくある疑問を徹底検証

互換性はある?他社メーカーの水も飲めるのか

ウォーターサーバーの水について多い疑問の一つに「他社の水を設置することはできるのか?」という疑問があります。たしかに、同タイプのボトルに互換性があれば、サーバーレンタル料の安いメーカーで契約し、好みの水質やリーズナブルな水を別個で購入することもできて経済的です。

しかし結論から言うと、基本的には互換性はありません。どの業者も、サーバーのレンタル料ではなく水の定期購入によって利益を確保しているため、他社の水を使われないように工夫をしているのですしたがってレンタルしているサーバーで利用可能なのは、そのメーカーから販売している水のみです。

まれに互換性のある商品もありますが、万が一他社の水を使用してサーバーを故障させてしまった場合、修理費が自己負担になったり、買取しないといけない場合もあるので絶対にやめましょう。サーバーをレンタルする場合は、そのメーカーの水ありきで選ぶのが一番です。

空ボトルだけの販売はある?使用用途は?

Amazonや楽天などの通販サイトを見ると、ガロンボトルやウォーターサーバー用のペットボトルが空ボトルで販売されています。こちらの使用用途はなんなのでしょうか。

こちらは主にサーバーを購入して所有している人が、市販のミネラルウォーターを詰め替えてサーバーにセットするのに使用しています。サーバーをレンタルする場合は、基本的にその会社の水を購入する必要がありますが、サーバーを購入している場合はどこの水を使っても個人の自由。そのため安い水をペットボトルで購入し、ボトルに詰め替えて利用する人も多いのです。

上で説明したように同じボトルのタイプでもメーカーによって微妙な違いがあるので、自分の持っているサーバーに対応しているボトルかどうか、しっかり確認してから購入しましょう。商品説明欄や、口コミなどを参考にするといいでしょう。

非常時は直接飲めるって本当?

停電や故障でウォーターサーバーが使用できなくなったときに、直接ボトルから水を飲めるように工夫されているものがあります。

メーカー 工夫
プレミアムウォーター 非常用に手動で給水できるコックを販売

ふじざくら命水 容器にコックがついており、電気がなくても給水可能

アクアセレクト ボトルを手で開けることができる

このほか、ガロンボトルは中栓をこじ開ければ直接ボトルから水を注ぐことができます。ただ、衛生面が心配な方や、重いボトルを持ち上げながらの給水が大変な方は、上記の商品を検討してみてください。

ライフスタイルに合わせてベストなボトルタイプを選ぼう

今回はボトルの種類とメリット・デメリットをご紹介しました。まとめると、それぞれ次のような人におすすめです。

  • ガロンボトル…置き場所に余裕がある人・費用を抑えたい人
  • ペットボトル…衛生面に気を配りたい人・ボトルの返却が面倒な人
  • パック…水の使用量が少ない人・重たいものを持つのが大変な人・使用後の処分を楽にしたい人

契約したあとに「あっちにすればよかった」と後悔することのないように、上記を参考にしてベストなものをお選びください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。