水道水を飲みたくない、空のペットボトルの量が多くて、廃棄するのが大変、水を買いに行くのが面倒。
そんな理由から、ウォーターサーバーを検討される方が多いかと思います。
テレビCMでウォーターサーバーのメーカー名は耳にするけど、実際はどのような種類があるのか、また、自分の生活スタイルにはどのウォーターサーバーが合っているのか、迷って足踏みしていませんか。
ここでは、ウォーターサーバーの設置にあたり、比較すべきポイントを6つ紹介します。
ウォーターサーバーの特長を理解すれば、自分の生活スタイルに合うウォーターサーバーが明確になり、生活が豊かになるはずです。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
ウォーターサーバーで後悔しないために、重要なポイントとは
出典 pixabay
まず、ウォーターサーバーを使用するメリットはどこにあるのでしょうか。
・ゴミを削減できる
・すぐにお湯が出る
・水を買いに行く手間・労力が省ける
などがメリットとして挙げられます。
ポイント①水の種類 天然水とRO水。その違いは?
ウォーターサーバーで使用する水の種類は、大きく分けてRO水と天然水があります。
” RO水とは、水道水を逆浸透膜(RO膜)でろ過した水です。
一方の天然水は、地下水をくみ上げて沈殿・ろ過・加熱処理を行ったものを言います。”
(上記、水と健康の情報メディア「トリム ミズラボ」より引用)
RO水と天然水それぞれの、メリットとデメリットを見ていきましょう。
RO水
メリット
・価格が安い
・赤ちゃんの飲み水、ミルク作りに適している
・医療現場で使われているほどの安全性
デメリット
・ミネラル成分が添加されていない場合、天然水より味が劣る
・水の原産地がわからない(RO膜で純水に近い状態までろ過できるため、水道水からRO水が作られている可能性があります。)
(参考 サイト「おいしい水の贈りもの うるのん」より
天然水
メリット
・美容や健康に良いとされる、天然のミネラルを摂取できる
・原産地を選ぶことできる
デメリット
・RO水より高値
・軟水の場合は、赤ちゃんの飲み水、ミルク作りに適さない
(参考 サイト「おいしい水の贈りもの うるのん」より
つまり、RO水に向いている方・天然水に向いている方は以下の通りになります。
RO水に向いている方
・コストを抑えたい
・水の産地をこだわらない
・赤ちゃんの飲み水、ミルク作りに使用したい
天然水に向いている方
・天然のミネラルを、美容と健康のために取り入れたい
・水の産地をこだわりたい
・硬水と軟水を選択したい(赤ちゃんの飲み水、ミルク作りに適しているのは軟水とされています。)
RO水と天然水のどちらを使用するかを決めておくと、月々のおおよその水代が予想できます。
ウォーターサーバーを使用するためには、当然ですが水代が生じ、避けては通れないランニングコスト。家計の負担になりかねません。
予算の中で、自分の生活スタイルに合った水を選択できるといいですね。
ポイント②本体の種類 大きさと特長
ここでは、スタンドタイプと卓上タイプ、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
〇スタンドタイプ
メリット
・水を入れるボトルの容量が多いため、頻繁に交換しなくて済む
デメリット
・部屋に置くと、存在感のある大きさ
・重量があるので、移動させにくい
・処分に費用がかかる
〇卓上タイプ
メリット
・キッチン台や棚の上にも設置できるため、一人暮らしの方にもおすすめ
デメリット
・水を入れるボトルの容量が少ないため、スタンドタイプと比べ、頻繁に交換しなければならない
部屋にウォーターサーバーを置くスペースを確保でき、場所を固定して使用できる方はスタンドタイプ、
部屋にウォーターサーバーを置くスペースが無い方は、卓上タイプがおすすめです。
ポイント③本体の性能 生活を豊かにする性能が豊富
近年では、水の温度を細かく選択できるものも出てきています。
例えば、熱湯(90℃前後)、水(10℃以下)の他に、下記の温度に設定されているものも。
・体に良いとされている常温
・女性に嬉しい白湯の適温50℃前後
また、コーヒー好きの方には、コーヒーメーカー機能が搭載されたウォーターサーバーもおすすめです。
いつでもコーヒーを適温で飲めることはもちろんですが、コーヒーメーカーが占めるスペースの削減にもなりますね。
ポイント④ボトル交換の簡便さ ボトルの位置に注意しましょう
スタンドタイプのサーバーは、水のボトルの場所がどこにあるかも重要になります。
ボトルが上段についているものは、重たい水のボトルを持ち上げる必要があるため、女性や高齢者の方にはあまりおすすめしません。
近年、下段にボトルを置くタイプも増えているのでおすすめです。
しかし、家のインテリアの都合上、本体のデザインも重要。
特にスタンドタイプは存在感があるので、デザインを重視したい方も少なくないでしょう。
どうしても上段タイプのものを使用する場合は、水の容量が少ないボトルを選択すると良いかもしれませんね。
ポイント⑤ボトルの処分方法 メーカーで回収も
ウォーターサーバーに使用する水を購入している限り、水のストックや空のボトルはどうしても生じてしまいます。
空のボトルを回収し、リサイクルしているメーカーもあり、その場合は回収日まで、そうでない場合は、ゴミの収集日まで家に置いておかなければなりません。
しかし、水のボトルの容量を選べるメーカーや、ボトルを潰しやすいように工夫しているメーカーもあります。
また、あらかじめ週に何本使うかを決め、空のボトルのスペースを定めておくと良いかもしれませんね。
空ボトルのことも念頭に入れておくようにしましょう。
ポイント⑥ランニングコストの削減 より安くウォーターサーバーを導入
水を購入する以外の選択肢として、水道水を利用する、浄水型ウォーターサーバーが挙げられます。
中には、水道水を赤ちゃんの飲み水、ミルク作りにも使えるまでに浄水できる、高スペックなものも。
かかる費用は、本体代(購入またはレンタル)、フィルター等の交換費用、電気代なので、ランニングコストをかなり抑えることができるでしょう。
最大のメリットとして、水のストック・空の容器が生じないため、これらの置き場に困りません。
ただし、浄水できるとはいえ、元は水道水です。
それさえ抵抗がなければ、水を購入するよりもランニングコストをかなり抑えることが出来ます。
気軽に使用できる選択肢の一つといえるでしょう。
水のストックを置くスペースが無い方にもおすすめです。
その他注意点 ウォーターサーバーを購入?レンタル?
メーカーの中には、ウォーターサーバーの本体の購入を条件とするメーカーもあります。
本体のデザインが気に入った場合や、他のメーカーのウォーターサーバーに乗り換える可能性が低い方には良いかもしれませんが、基本的にはレンタルが主流です。
レンタルを基本としたメーカーには、契約年数の縛り、解約時に違約金の支払いが必要になることもあるので注意しましょう。
自分の生活スタイルに合ったウォーターサーバーを
出典 pixabay
各メーカーのウォーターサーバーを比較するにあたり、重要なポイントは6つです。
・サーバー本体の大きさ
・本体の性能
・ボトル交換の手軽さ
・空のボトルの処分方法
・価格
紹介したポイントの中で、重視したいポイントを定めてみましょう。
下記では、そのポイントを強みとしているメーカーを紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
水の種類にこだわりたい方
コスモウォーター、プレミアムウォーター、アクアセレクト、フレシャス、富士の湧水
プレミアムウォーター、フレシャス、アクアクララ、富士の湧水、クリクラ
いかがでしょうか。
近年、水道水の水質などが話題に上がり、上質な水が求められています。
また、水がきれいな田舎から上京してくると、「水のにおいが気になる」「水が自分と合わない」といったこともあるそうです。
お家時間を充実させるためにも、ウォーターサーバーの設置を検討してみてくださいね。
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